台湾だより

中国語力0で台湾移住。好きなことして生きていく。ゆるっと生活記録。

私の変化(仕事編)~台湾生活10か月経過~

大家好~!!11月になりました!皆さん、いかがお過ごしですか?私が住んでいる台湾南部も、朝晩は肌寒くなってきて、扇風機の出番がなくなりつつあります。あれだけ暑い暑いと言っていた夏も、終わってしまうと恋しいですね。台湾に来て、冬を超え、すぐに夏のような気温になり、今は秋でしょうか。そう、わたしが台湾で生活を始めて、そろそろ10か月が経ちます。ということは、家族や友人に10か月も会えていません(涙)。皆さんお変わりないですか?わたしは着々と変化しております(笑)。生活の拠点を変え、職を変えたのです。ゆったりペースですが、価値観・こだわり・性格?が少しずつ変わってきている気がします。ということで、今回は、「台湾で10か月生活した私の変化」(仕事編)を記録します。

 

■お仕事に関する気持ちの変化 (体操のコーチになって10か月経過)

台湾に来た当時は、とにかく体罰を含むコーチの教え方に違和感を覚えて、「コーチが選手を叩く・怒鳴る場面を0にしたい」と少しばかり意気込んでいた。この意気込みは今でも変わらないが、少しずつ体罰を与えるコーチたちの真意が見えるようになってきた。私は学生時代に先生方から耳にタコができるほど、「自ら気づき、考え、行動する人になりなさい。」と言われた記憶がある。この助言が正しいとも、これができない人はダメだとも思わない。自ら気づき、考えて、行動するからこそのストレスもあるし(笑)。飲食店で食べ終わったお皿を重ねて、店員さんが片付けやすくする行為のように…(実は店員さんにとっては手間が増えているらしい。) 台湾では、子供に限らず、「自ら気づき、考え、行動する。」必要性を感じている人が少ない。これが根本的な理由となって、わたしが違和感を覚えた指導法がまかり通っているのではないか。
<私から見たコーチと選手の様子・考察>
コーチ:常にあれやれこれやれ。できないときは、怒るし叩く。
→選手:コーチにやれと言われたからやる。怠けると怒られるから真面目にやる。
→コーチ:選手が何を考えているか考えない。選手に考えさせない。
→選手:自分は何を練習するべきか考えない。自主練習という概念はない。やれと言われていないことはやらない。どんな体操をしたいかわからない。
台湾に来たばかりの頃は、この教え方を180°バババーンと変えたい!と思っていたのですが、今は90°くらいでいいかなと思う。なぜなら、人間自分でやることを決めると、少なからず甘えを含んでしまう。子供ならなおさら。と私は思う。(意志の強い方、爪の垢をください。) なぜ、こんな風に考えが変わったかというと、わたし自身が台湾人コーチにご指導いただいて、体操の練習をするという経験をしたから。私が自分で練習メニューを考えたら、「今日は疲れたから、このくらいでいいか。」となってしまうところ、台湾人コーチは「この練習は、必ず20回やりなさい。」と回数付きで指示してくる。コーチの中国語を全部理解できるわけではないが、指示の意図は理解でき、納得した上で練習量が増える。そこで私は考えた。

選手がコーチに要求できるようになったら、台湾Kids最強説。
<今の私が思う理想のコーチと選手の関係>
選手:こんな選手になりたいから、何をすべきか教えて。
          
この技の時に、どうしても膝が曲がってしまう…
          
技術的に間違いがあるのか?筋力が足りないのか?何をしたら改善できるか?
コーチ:選手と一緒に考え、試行錯誤をする。知識をもとに解決策、改善方法を提案する。

この関係性には、選手の意志が不可欠。でも、小学1年生、体操を始めて数か月の子供がこんな風に考えないよね…まずは、「選手の頑張りを認めて、間違っていたら的確に指摘して、素敵な体操をするお姉さんを見てもらい、あこがれや目標を見つけてもらい、練習する意味を考えてもらう」この第1歩が大事なのかな…。とはいえ、選手の成績がお金になり、体操クラブの運営を成り立たせているので、台湾のコーチは、選手の成長を待てない。今は、理想論にすぎないが、できることから一つずつ。

私が体罰シーンをたくさん見て、気分ドヨヨーン、ガン萎え~な時にある大先輩が声をかけてくれた。「スポーツは、幼少期から取り組める“幸せになる方法”を学ぶ1つのツール。」私は、はっとしました。えっ!とっても素敵では?!わたしのお仕事、とんでもなく素敵では?!子供たちが幸せになるお手伝いができるってこと‼いっぱい幸せを感じてほしいし、どんな時に幸せを感じるか知ってほしい!心にあったもやもやがストンと消えた。と同時に、ここまでワクワクする自分に驚いた。

台湾式体操指導法の中に理解できる部分を見つけられたこと、私がさせていただいているお仕事の本来の意味を考え直せたこと、この二つにより私は10か月前よりお仕事に対して前向きになり、充実感が増しました。


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最近倒立姿勢が美しくなってきて嬉しい。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また12月2日にお会いしましょう(^^)/

台湾式夏の過ごし方

大家好~10月になりました!皆さんいかがお過ごしですか?毎月「もう30日?へ?もう明日から10月?」「台湾だよりの準備しなきゃ(私事)」と時間がとてつもなく速く流れていることに驚きを隠せません。最近の私はといえば、毎日のように高級納豆(普通の納豆が日本の4倍の価格(-.-))を食べて、帰国できない寂しさを紛らわせています。さて、今回は初めての台湾で過ごした夏を振り返り、「あら、台湾の夏最高では?」と思ったので、おすすめお出かけスポットとともに夏の過ごし方を紹介します!

 

  1. とある休日のタイムスケジュール
    7:40 出発≪自転車で駅に向かう≫
    8:00 屏東火車站(駅)から電車で
                  美術館火車站(駅)へ向かう
    9:00 お手軽登山@【寿山】

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   11:30 バス移動
   12:00 昼食
   13:00 海を駆け回る@【西子湾】
                           ~ビーチまでは船移動~

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   15:00 おやつ【特大かき氷】

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         16:00 西子湾捷運站(MRT駅)から
                        MRTと電車で屏東火車站(駅)へ
         17:00 帰宅

 

  2.おすすめスポット

寿山
高雄にある2~3時間で手軽に登山ができる山。猿がたくさんいる。歩きやすい靴・服装であれば、特別に用意するものはない。靴が汚れる可能性0%の舗装されたコースと登山らしい険しさのあるコースがある。お好みでチョイスを。

西子湾
時間帯を問わず、夜市のように屋台やお店が並ぶ道を通り抜けた先にあるビーチ。水質はよくないが、雰囲気はよい。ヤシの木?がたくさんあり、南国感満載。近くに有名な【特大かき氷】のお店がある。そう、かき氷を目的に行くビーチ。

 

 3.移動手段&交通費

【寿山登山口へのアクセス】 

美術館火車站(電車の駅)から徒歩10分 
高雄火車站-美術館火車站:15元(約55円) 所要時間7分

【西子湾へのアクセス】

①高雄火車站(電車・MRTの乗換駅)からMRTで西子湾站へ
 高雄火車站-西子湾站:20元(約80円) 所要時間12分

②西子湾站から徒歩5分で船乗り場、船にのりビーチへ
 船(片道):20元(ICカード約80円)30元(現金約110円) 所要時間5分

★おすすめポイント★
寿山からバスで西子湾へ行けます。登山口から徒歩3分程度で【龍泉寺:バス停】があります!
龍泉寺-西子湾站:12元(約45円) 所要時間15分
そう、私は気づいてしまいました。1日で登山とビーチが楽しめるのです!しかもすべて公共交通機関で移動でき、交通費は格安です。

 登山からのビーチからのかき氷を一緒に楽しんでくれる愉快な仲間を随時募集中です。台湾に来たいと言ってくれているありがたき我が友人の皆様、ぜひよろしくお願いします。では、また11月2日にお会いしましょう!(^^)!大家再見!

どんぶらこ船便(日本→台湾)

大家好~!9月になりました(^^)/「今年の夏は暑い!」と日本にいる家族や友達に聞きましたが、みなさんご無事でしょうか?私は、毎日ビーサンを履き、毎週末にかき氷をいただき、台湾の夏を乗り越えました。最近では、朝起きて窓を開けると秋の香りがします。急な気温の変化で体調を崩さないように気を付けましょう。さて、今回は、7月下旬に受け取った「日本からのお届け物」について紹介します。

「海外でものを受け取る」「海外へものを送る」という経験が、私も私の家族も全くなかったので、「はじめてのおつかい」のようでした。なぜだかドキドキ・ワクワクしながら、発送準備をしてもらい、受け取るまで「海に沈んでないかな…」と意味の分からない不安に駆られました(笑)。届くまでに時間がかかる分、思い入れが強くなり、ただの郵便ではなく、私と母のこの夏一大イベントとなりました。(おおげさ笑)

1.国際郵便ついて
わたしと母は国際郵便初心者ですので(笑)、それはそれは念入りに調べました。といっても、スマートフォンで検索し、郵便局のHPをさらっと読めば大体理解できます。「・配達の料金と日数が多くかかる・荷物の中身全てを送り状に英語で記入する・郵送禁止物品がある」この3点を除けば、普通の国内郵便となんら変わりありません。(ふー安心♪)
「国際郵便なんて普通でしょ?日常茶飯事よ。」という方以外の読者の皆様のために、私がお世話になった郵便局-国際郵便ページのリンクを張っておきます。
>>https://www.post.japanpost.jp/int/index.html 

2.母に送ってもらったもの
上記のとおり、荷物の中身すべてを送り状に英語で記入したものがこちらです!f:id:naganu_taiwan:20200902141106j:image一つ一つ送ってもらった理由を述べます。お時間のある方はお付き合いください!

①本16冊(日本語で記された小説・新書)
台湾でも日本の本を買えるが、お値段1.5~3倍、かつ種類が少ない。日本の古本屋的お店が見つからないため、定価で買うしかない。このうち1冊は、中学高校時代に愛し、使い古した「システム英単語」。語学学校のアメリカ人やブルガリア人のクラスメートと英語でも会話したいと思い、送ってもらった。f:id:naganu_taiwan:20200902141557j:image

②衣類(ユニクロ製品と水泳グッズ)
台湾にもユニクロがあり、自転車で5分あれば行けるのだが、お値段が1.5~2倍。台湾は、温度・湿度が高いので、ユニクロのエアリズムが大活躍!そしてユニクロ様はオンラインでお買い物でき、5000円以上のお買い物をすれば、送料無料!台湾にいながら、日本のユニクロの「今週のお買い得」をチェックし、私がほしいものがお買い得になったら、カートへ入れる。そして、5000円に満たないときは、母の日や父の日とこじつけて、家族が必要なものを購入。お誕生日クーポンやウルトラライトダウン返却クーポンを駆使して、無駄なく賢くお買い物。(こういうお得情報大好き)合計3回ユニクロでお買い物をして、必要なものが揃った。ユニクロ様が日本の企業であることに感謝。水着とゴーグルと水泳帽子は、お家から40分もあればビーチにいけるので、海に浮かびたいなぁと思い、送ってもらった。

③Chopsticks(笑)かわいい母よ、愛しているぞ
学生時代に使っていたお箸セット(箸とスプーンが携帯できるもの)とタッパー型保存容器を送ってもらった。外食やお弁当を買って家以外で食べることが多いため、お箸を携帯したかった。台湾で売っているタッパー型保存容器は、電子レンジ使用不可なものが多く、使用可能なものは重いガラス製のため、送ってもらった。とても便利。重宝しています。

④パソコン
台湾に持ってきたパソコンにトラブルがあったため、実家で使っていないパソコンを送ってもらった。このパソコンで今も元気よくブログを書けている。充電器やバッテリーについて詳しく記入する義務がある模様。郵便局の優しいお姉さんが丁寧に教えてくれたと母が言っていた。私の快適ライフにご協力いただいた皆さま本当にありがとうございます。
上記の4点合計、なんと5,965gのお荷物を3100円の船便で送ってもらいました!6kgにぎりぎり滑り込ませる母の気合、大好きです。

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≪裏話≫私が中学1年の時に体重管理が必要になり、母が私の誕生日にくれた思い入れの詰まった体重計で何度も荷物を計量し、電話で「それいる、それいらない」協議の末、このような素晴らしい結果となりました。何事も準備が大切。

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  3.荷物到着までの期間 
およそ2週間で荷物が手元に届きました!配達状況が追跡でき、「お!入国成功だ!」と首を長くして荷物を待つのもとても楽しかったです。

f:id:naganu_taiwan:20200902191529j:image長々とはじめての国際郵便の話にお付き合いいただきありがとうございました!!!
では、また10月2日にお会いしましょう。大家再見(^^)/

 

 

台湾のスポーツ事情!!

大家好!いよいよ夏本番、8月になりました。毎日暑いですね…っそう、台湾は5月頃からまあお暑いのでございます、ほほほ。最近のビッグニュースはといえば、なんと私マンゴーを食べ飽きました。もうマンゴーを見ても、何の感情も沸きません。飽きるほどマンゴーが食べたいよ~と思ったそこのあなた。5月~8月初旬に台湾にお越しください!

 

さてさて、本日のお便りは「台湾のスポーツ事情」についてです。今回は「日常の運動」と「競技スポーツ(体操)」の二つに関して、私が感じたことをまとめます。

1.日常の運動

・朝や夜に、公園や学校でエアロビや太極拳をする40~60代の方が多い

始めてこの文化に驚いたのは、デパートで夕食を食べて、ショッピングが終わり外に出たその瞬間です。時刻は21時を過ぎた頃、何やら目の前の公園では爆音の音楽が流れ、15人程度の集団が、元気よく動いています…(台湾のデパートは22時まで営業)。平日休日を問わず、このような光景が毎日見られます。日本ではなかなかないですよね。「公園・学校」が「子供たちが遊ぶ場所」から「年齢問わず大勢が運動する場所」へと認識が変わりました。

・川沿いや公園周辺のみ、散歩・ランニングが可能!!!

一般道は、バイクがとてつもなく多く、歩道がある道も限られています。一般道は危険であると同時に、排気ガスを思いっきり吸いながら、走ることになります。私は、6月中旬から週末に、川沿いを走っているのですが、「空気が…きれいではない…」と感じています。群馬のど田舎小学校で、冬のさっむい朝に「朝マラソン」と題してして、学年数個分の田んぼの周りを走った私の学生時代は、本当に幸せだったと思います。台湾では、ほとんどの方が空気の汚さを気にしていて、外出時はマスクをしています。「ジムでしか走らないよ~」という人もいるくらいです。

わたしの感想:台湾は、場所や時間帯を選んだ上で、運動習慣を持つ人が多い!私自身、スポーツ関係の仕事についていることもあり、体を動かせる環境がすぐ近くにあるかつ、平日休日問わず時間にも体力にも余裕があるので、台湾での生活を始めてから運動量が格段にUPしました!!

 

2.競技スポーツ(体操)

7月18日~23日の6日間、中学生・高校生のスポーツ全国大会が私の住む屏東市で開催されました。これは、体操競技だけでなく、武道・陸上競技・球技などすべての競技における全国大会です。私が住むアパートのすぐ近くの陸上競技場で、開会式がありました。花火が上がり、有名人気歌手が歌い、大盛り上がりで夜10時頃まで続いていました。体操競技のみ観戦し、運営や準備の様子をほんの少し見たので、体操競技の大会における日本との違いを記録します。

・参加選手が少ない(涙)競技人口が少ない(涙)

台湾の人口は、およそ日本の1/5なのですが、高校生の大会参加者は、昨年の日本のインターハイの参加者数の1/13。さらに言うと、日本のインターハイは各県で予選を勝ち上がったチーム・個人のみ出場できるので、競技人口にはもっと大きな差があると言えます…

・選手数に対して試合時間が長く、間延びして盛り上がりに欠ける

日本に比べると、選手・審判・進行係ともに行動が遅く、次の演技者が始まるまでの時間、次の種目への移動時間が長い!!観客も盛り上がったと思ったらしばし休憩…そもそも急いでいる人がいない…てきぱきと行動するのは、日本の文化でしたか!と気づきました。観客が次の演技を待つ時間が長いのであれば、選手の経歴紹介や演技の解説をしたらどうか…と個人的に思いました。女子高校生の部は、出場者20人に対して、種目別決勝進出者が8人。出場者の4割が決勝に行く必要があるのか疑問に思ったので、決勝進出基準点数を設けてはどうか…提案は尽きません。

・会場設営や大会運営を、試合に関係ない選手の親御さんが手伝ってくれる(汗)

日本では考えられないですが、器具の運び入れ・写真撮影・運営陣を車で送迎などなど、私が働く体育館で体操を習っている小学生の親御さんがお手伝いしてくれました。私は、この試合運営には関わらず、傍から見ていただけなので詳しくはわかりませんが、実際にはこの方たちがいなければ、大会は成り立たないくらい尽力していただいたのだと思います。台湾パパ・ママの家族愛と惜しみない人助けの心に驚き感動しました。

 

今回は台湾のスポーツについてつらつらと記録しました。皆さんに読んでいただくには恐れ多いほどの、「で、何が言いたいの?」感(汗)。台湾に来て間もないからこその思い、初めて体操の公式試合を観戦した感想をまとめておきたいと思いました!最後までお読みいただきありがとうございました。皆さん、熱中症にはお気をつけて!では、また9月2日に、大家再見~。

語学力の進歩in台湾

大家好!いよいよ7月になりました。まず近況報告です。6月中旬にランニングシューズを購入しまして、週末にジョギングをする習慣が身に付きました◎朝のホットティ&ラジオ体操も継続しているので、ますます健康になれることでしょう。身体はどんどん健康になっていますが、頭の方はどうでしょう?そう、今回は台湾に来てもうすぐ半年!ということで「語学力の進歩」について記録します!

①語学に関して何をしたか

日本にいたとき:
通勤時にスマホアプリ「HelloChinese」でかじる程度の勉強。後で知ったのだが、中国語には”簡体字”(主に中国で使われている)と”繁体字”(台湾はこちら)の二つ、漢字タイプがある。ちょっと抜けているわたしは、しっかり簡体字で勉強を進めていました(笑)。

台湾に来てから最初の2か月間:
ほとんど何もしていない…(笑)。「台湾に住んでいるだけで語学学習だ。」と調子に乗っていた時期。仕事で使う体操用語やキーワードだけ、ひたすらメモしていました。EX)倒立、膝を伸ばして、前を見て

3か月目~現在:
月曜日と水曜日の9時~12時に、国立屏東大学LanguageCenterの授業を受講しています。 教科書に沿って、「対話・語彙・文法を読む・聞く・話す・書く」練習をしています。先生が四苦八苦しながら発音や文法を説明してくれます(笑)。 私の先生は、お仕事をしゃかりきこなす笑顔がとってもキュートな台湾女性です。 クラスメートは、ブルガリアのジョージおじちゃん、韓国のときどきさぼる美少年、日本から台湾に嫁いだ素敵女子の3名。 教科書の音読を録音する宿題があるのですが、これが大の苦手でございます。先生が正しくない発音を指摘してくれるのですが、この指摘の数がなかなか減りません。 2カ月に一回くらいのペースで、リスニング・ライティング・スピーキングのテストがあります。


②語学力の進歩

台湾で生活し始めた1月、すでに1人でご飯屋さんに行って、注文・食事・会計ができた私は、中国語ができないことによる不便を日常生活で感じたことがほとんどありません。台湾の方は、温厚でフレンドリーなので、笑顔と気合でなんとかなります。そんな私が感じた進歩なので、語学以外の要素も多少あるかもしれませんが、お付き合いください。

中国語レベルを月単位で振り返ります!

1月:知らない人に話しかけられるとまったく聞き取れない。得意ワード:「不好意思、我是日本人。聴不懂。」=「すみません、私は日本人です。聞き取れません。」

2月:まだまだまったく聞き取れない。が、とにかく笑顔でうなずく。同じ餃子屋さんに3回行き、3回目にやっと少し会話ができた。「Q.日本のどこ出身なの?A.群馬です」

3月:語学学校スタート。クラスメートと話すときは英語の方が使える(そのくらい中国語ができない汗)。先生に質問をする時も英語。本格的に勉強を始めた段階。

4月:上司に「中国語の習得が早いね」と褒められて調子に乗る(笑)。ゆっくり簡単なことを言ってくれれば、理解できる。わかる単語例:中国語・学習・早い・遅い・練習

5月:中国語に囲まれ、日本語を話したい・読みたい・聞きたい衝動に駆られる。台湾で友達ができて、仕事以外でも中国語の必要性を感じる。まだ英語の方が言語変換できる。 日常の簡単な会話なら、中国語がぽろぽろ言えるようになってきた。言える中国語例:「土曜日と日曜日は仕事が休みです。」「7時にどこどこに行きます。」

6月:「なぜなら・だから」の接続詞を覚え、得意げに使いまくる。ジェスチャー込みでゆっくり話してもらうという相手の努力は不可欠だが、コミュニケーションが取れるようになってきた。 住んでいるアパートの玄関で守衛のおじさんがよく話しかけてくれる。なんと聞き取れる!!「朝ごはんはもう食べた?」しっかり食べたくせに、聞き取れているくせに、笑顔で間を置く。結果、パンやまんじゅうをくれます(笑)。言語よりもこずるさが身についてしまった。 この守衛さん、ランニング後に冷やしたバナナをくれる本当に優しいパパ的存在。ここ台湾では「ご飯は食べたの?」という質問は、「ごきげんよう!」のような挨拶です◎素敵な文化ですね!

 

今回は、台湾に住み始めて半年がたったことを記念して、語学力の進歩について記録しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた8月2日にお会いしましょう!大家再見~。

 

台湾式休日の過ごし方

大家好~!台湾生活を始めて5カ月が経とうとしています!さらに、朝起きたら温かいお茶を飲んで、得意のラジオ体操をするという、健康ルーティンを始めて1カ月半が経ちました(笑)。朝起きてすぐのーびのーび動くと、一日が爽やかに軽やかにスタートするのでおすすめです。とまあ、毎食満腹生活の反省行動についてはこのくらいにして、本題に入ります。

今回は、台湾ならではの休日の特徴を2つ紹介します!

①家族全員、複数の家族、仕事仲間が集まる機会が多い。
1月に台湾生活を始めてから、日本に住む家族や友人に全く会えませんが、寂しいと感じたことはありません。もちろん会いたいことには会いたいですが。というのも、毎週のように仕事仲間が「どこどこに遊びに行くぞ~」「今日私の家に4つの家族が集まるからあなたもおいで~」と誘ってくれるのです。キャンプに行ったり、夜市に行ったり、複数家族が集まり大勢でご飯を食べて、子どもと遊んで、ゆっくり話をするという休日の過ごし方が定番です。さらに、中国語学校でも友達ができたので、「一人で海外生活大丈夫?」という心配はご無用です!ありがたいことに、困ったら必ず力を貸してくれる仕事仲間・友人に恵まれています。

複数の家族が集まるイベント時に一番驚いたのが、「料理や片づけを男性陣がリードしてくれる!!!」ということです。バーベキューでは、男性がわんさか外でお肉や野菜を焼いて、お家の中の女性・子どものために持ってきてくれます。とにかくパートナーを大切にする光景を見ない日はありません。
さすが幸せの国ですね…台湾は、国連の世界幸福度ランキング2020で世界25位、アジアで1位です。

 ②豪華な朝食・ブランチを提供するカフェがとんでもなく多い!!!
朝5時OPENのお店もありますし、8時~9時にはほとんどのお店が開店します。わたしは、日曜日の10時頃、友人とブランチを食べて、優雅に午前中を過ごすことにはまっています。f:id:naganu_taiwan:20200602001121j:image
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 私はカフェご飯の写真が好きなので、今まで食べたおしゃれブランチを貼り付けました。全て自宅から自転車で10分圏内にあるカフェです。もちろんお気に入りのお店が数店舗あるのですが、数えきれないほど行ってみたいお店があるし、新しいお店もどんどんできるし、日曜日が足りないよー!!ってことで、平日もカフェで優雅に過ごすことがあります(笑)。一人でご飯を食べて、読書をしてゆったり過ごすもよし、友人とお話しながらワイワイと食べるもよし。いやー、なんて最高なんだ、台湾のカフェ文化!!!

今回は、休日の過ごし方を紹介しつつ、ルンルンと台湾生活を楽しんでいることを猛アピールしてみました。またブランチ写真コレクションが溜まったら、紹介させてください(笑)。
最後まで読んでいただきありがとうございます!では、また7月2日に!!!大家再見~

台湾での仕事と違和感

はっと気が付くと5月になりました。最近、台湾マンゴーにはまってしまい、なかなかの大きさのマンゴー(400g)を1日1個ペースで食べています。なんと、聞くところによると、マンゴーは食べ過ぎるとアレルギーになる可能性があるらしい!花粉症の人は、そのアレルギーが発症しやすいらしい。(全てネット情報)「明日からは、頑張った日OR頑張った日の翌日だけマンゴーを食べよう。」と先ほど決意したところです。さあ、本題に進みます!(笑)

①私のお仕事
私は、台湾で生活を始めた翌日から体操のコーチになりました。仕事として体操を教えるのは初めてのことでした。仕事を始めて4カ月が経とうとする今でも、自信を持って「子どもたちに体操を教えています!」と言えません。今私は、「体操をする子どもたちを応援しています!」。いや、確実にこちらです。中国語ができないというハンデを除いても、技術理解、指導力、それ以前に人間力…子どもたちに体操を教えるにはまだまだです。ネガティブにとらえても仕方がないので、今の自分にできることをやりましょう。

■私ができること
・とにかく毎日元気よく!子どもたちを応援する!
・少しでも進歩があったら、褒める!
・言葉で伝えられないことは、動画で選手本人に見せる!
・私自身が体調や気分の波をつくらない!

■4カ月経った今できるようになったこと
・楽しい要素を練習に取り入れる→トランポリンでの感覚練習(遊び感覚)や体力づくりメニューのバリエーションを増やす
・他コーチに簡単な中国語で練習方法や考え方を共有する
・選手達が練習に集中していないとき、厳しい口調で注意する
(↑まだまだなめられています…叩かれる・怒鳴られる・罰を与えられることに変に慣れている子どもたちにどう注意すればいいのだろうか…)

目の前の子どもたちが安全に真剣に楽しく体操をして、少しずつ技術的・精神的に進歩する手助けをしたい!!!そのために、技術理解・中国語力・伝える力の向上!わたしも子どもたちに負けないように、頑張ります。

②仕事中に感じた違和感
■コーチが選手をたたく、選手に向かって怒鳴る場面が多い…(汗)(涙)
・中国語も話せない、体操の指導経験もない私が、仕事を始めて最初に指示されたこと
=これで選手の正しくない動きを正しなさい!!脚や腕をこれで叩け!ということです…

f:id:naganu_taiwan:20200501100239j:image「膝やつま先を正しくする」「姿勢を修正する」と書いてあります。私が在籍するクラブから「コーチが叩く・怒鳴る場面を”0”にしたい」と今漠然と考えています。体操競技は、危険なスポーツなので、指導者が厳しい態度で選手に接することに関しては、納得しています。いやいやそれにしてもですね、選手を叩いて解決すること、改善することがありますか?叩かれた直後、一時的に、選手は緊張して身体が良く動き、技ができるようになったとします。次の日できなかったらまた叩くのですね?はぁ…。体操・スポーツに限らず、人間は自らの意思で行動します。子どもたちにも、彼女たち自身の意思で練習に取り組んでもらいたいです。「そのために私ができることは何だろう??」と日々考え、行動していこうと思います!!

今回は、私の気持ちを整理して記録するために、ブログを書きました。最後までお読みいただきありがとうございました!