台湾だより

中国語力0で台湾移住。好きなことして生きていく。ゆるっと生活記録。

台湾のスポーツ事情!!


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大家好!いよいよ夏本番、8月になりました。毎日暑いですね…っそう、台湾は5月頃からまあお暑いのでございます、ほほほ。最近のビッグニュースはといえば、なんと私マンゴーを食べ飽きました。もうマンゴーを見ても、何の感情も沸きません。飽きるほどマンゴーが食べたいよ~と思ったそこのあなた。5月~8月初旬に台湾にお越しください!

 

さてさて、本日のお便りは「台湾のスポーツ事情」についてです。今回は「日常の運動」と「競技スポーツ(体操)」の二つに関して、私が感じたことをまとめます。

1.日常の運動

・朝や夜に、公園や学校でエアロビや太極拳をする40~60代の方が多い

始めてこの文化に驚いたのは、デパートで夕食を食べて、ショッピングが終わり外に出たその瞬間です。時刻は21時を過ぎた頃、何やら目の前の公園では爆音の音楽が流れ、15人程度の集団が、元気よく動いています…(台湾のデパートは22時まで営業)。平日休日を問わず、このような光景が毎日見られます。日本ではなかなかないですよね。「公園・学校」が「子供たちが遊ぶ場所」から「年齢問わず大勢が運動する場所」へと認識が変わりました。

・川沿いや公園周辺のみ、散歩・ランニングが可能!!!

一般道は、バイクがとてつもなく多く、歩道がある道も限られています。一般道は危険であると同時に、排気ガスを思いっきり吸いながら、走ることになります。私は、6月中旬から週末に、川沿いを走っているのですが、「空気が…きれいではない…」と感じています。群馬のど田舎小学校で、冬のさっむい朝に「朝マラソン」と題してして、学年数個分の田んぼの周りを走った私の学生時代は、本当に幸せだったと思います。台湾では、ほとんどの方が空気の汚さを気にしていて、外出時はマスクをしています。「ジムでしか走らないよ~」という人もいるくらいです。

わたしの感想:台湾は、場所や時間帯を選んだ上で、運動習慣を持つ人が多い!私自身、スポーツ関係の仕事についていることもあり、体を動かせる環境がすぐ近くにあるかつ、平日休日問わず時間にも体力にも余裕があるので、台湾での生活を始めてから運動量が格段にUPしました!!

 

2.競技スポーツ(体操)

7月18日~23日の6日間、中学生・高校生のスポーツ全国大会が私の住む屏東市で開催されました。これは、体操競技だけでなく、武道・陸上競技・球技などすべての競技における全国大会です。私が住むアパートのすぐ近くの陸上競技場で、開会式がありました。花火が上がり、有名人気歌手が歌い、大盛り上がりで夜10時頃まで続いていました。体操競技のみ観戦し、運営や準備の様子をほんの少し見たので、体操競技の大会における日本との違いを記録します。

・参加選手が少ない(涙)競技人口が少ない(涙)

台湾の人口は、およそ日本の1/5なのですが、高校生の大会参加者は、昨年の日本のインターハイの参加者数の1/13。さらに言うと、日本のインターハイは各県で予選を勝ち上がったチーム・個人のみ出場できるので、競技人口にはもっと大きな差があると言えます…

・選手数に対して試合時間が長く、間延びして盛り上がりに欠ける

日本に比べると、選手・審判・進行係ともに行動が遅く、次の演技者が始まるまでの時間、次の種目への移動時間が長い!!観客も盛り上がったと思ったらしばし休憩…そもそも急いでいる人がいない…てきぱきと行動するのは、日本の文化でしたか!と気づきました。観客が次の演技を待つ時間が長いのであれば、選手の経歴紹介や演技の解説をしたらどうか…と個人的に思いました。女子高校生の部は、出場者20人に対して、種目別決勝進出者が8人。出場者の4割が決勝に行く必要があるのか疑問に思ったので、決勝進出基準点数を設けてはどうか…提案は尽きません。

・会場設営や大会運営を、試合に関係ない選手の親御さんが手伝ってくれる(汗)

日本では考えられないですが、器具の運び入れ・写真撮影・運営陣を車で送迎などなど、私が働く体育館で体操を習っている小学生の親御さんがお手伝いしてくれました。私は、この試合運営には関わらず、傍から見ていただけなので詳しくはわかりませんが、実際にはこの方たちがいなければ、大会は成り立たないくらい尽力していただいたのだと思います。台湾パパ・ママの家族愛と惜しみない人助けの心に驚き感動しました。

 

今回は台湾のスポーツについてつらつらと記録しました。皆さんに読んでいただくには恐れ多いほどの、「で、何が言いたいの?」感(汗)。台湾に来て間もないからこその思い、初めて体操の公式試合を観戦した感想をまとめておきたいと思いました!最後までお読みいただきありがとうございました。皆さん、熱中症にはお気をつけて!では、また9月2日に、大家再見~。