台湾だより

中国語力0で台湾移住。好きなことして生きていく。ゆるっと生活記録。

語学力の進歩in台湾

大家好!いよいよ7月になりました。まず近況報告です。6月中旬にランニングシューズを購入しまして、週末にジョギングをする習慣が身に付きました◎朝のホットティ&ラジオ体操も継続しているので、ますます健康になれることでしょう。身体はどんどん健康になっていますが、頭の方はどうでしょう?そう、今回は台湾に来てもうすぐ半年!ということで「語学力の進歩」について記録します!

①語学に関して何をしたか

日本にいたとき:
通勤時にスマホアプリ「HelloChinese」でかじる程度の勉強。後で知ったのだが、中国語には”簡体字”(主に中国で使われている)と”繁体字”(台湾はこちら)の二つ、漢字タイプがある。ちょっと抜けているわたしは、しっかり簡体字で勉強を進めていました(笑)。

台湾に来てから最初の2か月間:
ほとんど何もしていない…(笑)。「台湾に住んでいるだけで語学学習だ。」と調子に乗っていた時期。仕事で使う体操用語やキーワードだけ、ひたすらメモしていました。EX)倒立、膝を伸ばして、前を見て

3か月目~現在:
月曜日と水曜日の9時~12時に、国立屏東大学LanguageCenterの授業を受講しています。 教科書に沿って、「対話・語彙・文法を読む・聞く・話す・書く」練習をしています。先生が四苦八苦しながら発音や文法を説明してくれます(笑)。 私の先生は、お仕事をしゃかりきこなす笑顔がとってもキュートな台湾女性です。 クラスメートは、ブルガリアのジョージおじちゃん、韓国のときどきさぼる美少年、日本から台湾に嫁いだ素敵女子の3名。 教科書の音読を録音する宿題があるのですが、これが大の苦手でございます。先生が正しくない発音を指摘してくれるのですが、この指摘の数がなかなか減りません。 2カ月に一回くらいのペースで、リスニング・ライティング・スピーキングのテストがあります。


②語学力の進歩

台湾で生活し始めた1月、すでに1人でご飯屋さんに行って、注文・食事・会計ができた私は、中国語ができないことによる不便を日常生活で感じたことがほとんどありません。台湾の方は、温厚でフレンドリーなので、笑顔と気合でなんとかなります。そんな私が感じた進歩なので、語学以外の要素も多少あるかもしれませんが、お付き合いください。

中国語レベルを月単位で振り返ります!

1月:知らない人に話しかけられるとまったく聞き取れない。得意ワード:「不好意思、我是日本人。聴不懂。」=「すみません、私は日本人です。聞き取れません。」

2月:まだまだまったく聞き取れない。が、とにかく笑顔でうなずく。同じ餃子屋さんに3回行き、3回目にやっと少し会話ができた。「Q.日本のどこ出身なの?A.群馬です」

3月:語学学校スタート。クラスメートと話すときは英語の方が使える(そのくらい中国語ができない汗)。先生に質問をする時も英語。本格的に勉強を始めた段階。

4月:上司に「中国語の習得が早いね」と褒められて調子に乗る(笑)。ゆっくり簡単なことを言ってくれれば、理解できる。わかる単語例:中国語・学習・早い・遅い・練習

5月:中国語に囲まれ、日本語を話したい・読みたい・聞きたい衝動に駆られる。台湾で友達ができて、仕事以外でも中国語の必要性を感じる。まだ英語の方が言語変換できる。 日常の簡単な会話なら、中国語がぽろぽろ言えるようになってきた。言える中国語例:「土曜日と日曜日は仕事が休みです。」「7時にどこどこに行きます。」

6月:「なぜなら・だから」の接続詞を覚え、得意げに使いまくる。ジェスチャー込みでゆっくり話してもらうという相手の努力は不可欠だが、コミュニケーションが取れるようになってきた。 住んでいるアパートの玄関で守衛のおじさんがよく話しかけてくれる。なんと聞き取れる!!「朝ごはんはもう食べた?」しっかり食べたくせに、聞き取れているくせに、笑顔で間を置く。結果、パンやまんじゅうをくれます(笑)。言語よりもこずるさが身についてしまった。 この守衛さん、ランニング後に冷やしたバナナをくれる本当に優しいパパ的存在。ここ台湾では「ご飯は食べたの?」という質問は、「ごきげんよう!」のような挨拶です◎素敵な文化ですね!

 

今回は、台湾に住み始めて半年がたったことを記念して、語学力の進歩について記録しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた8月2日にお会いしましょう!大家再見~。

 

台湾式休日の過ごし方

大家好~!台湾生活を始めて5カ月が経とうとしています!さらに、朝起きたら温かいお茶を飲んで、得意のラジオ体操をするという、健康ルーティンを始めて1カ月半が経ちました(笑)。朝起きてすぐのーびのーび動くと、一日が爽やかに軽やかにスタートするのでおすすめです。とまあ、毎食満腹生活の反省行動についてはこのくらいにして、本題に入ります。

今回は、台湾ならではの休日の特徴を2つ紹介します!

①家族全員、複数の家族、仕事仲間が集まる機会が多い。
1月に台湾生活を始めてから、日本に住む家族や友人に全く会えませんが、寂しいと感じたことはありません。もちろん会いたいことには会いたいですが。というのも、毎週のように仕事仲間が「どこどこに遊びに行くぞ~」「今日私の家に4つの家族が集まるからあなたもおいで~」と誘ってくれるのです。キャンプに行ったり、夜市に行ったり、複数家族が集まり大勢でご飯を食べて、子どもと遊んで、ゆっくり話をするという休日の過ごし方が定番です。さらに、中国語学校でも友達ができたので、「一人で海外生活大丈夫?」という心配はご無用です!ありがたいことに、困ったら必ず力を貸してくれる仕事仲間・友人に恵まれています。

複数の家族が集まるイベント時に一番驚いたのが、「料理や片づけを男性陣がリードしてくれる!!!」ということです。バーベキューでは、男性がわんさか外でお肉や野菜を焼いて、お家の中の女性・子どものために持ってきてくれます。とにかくパートナーを大切にする光景を見ない日はありません。
さすが幸せの国ですね…台湾は、国連の世界幸福度ランキング2020で世界25位、アジアで1位です。

 ②豪華な朝食・ブランチを提供するカフェがとんでもなく多い!!!
朝5時OPENのお店もありますし、8時~9時にはほとんどのお店が開店します。わたしは、日曜日の10時頃、友人とブランチを食べて、優雅に午前中を過ごすことにはまっています。f:id:naganu_taiwan:20200602001121j:image
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 私はカフェご飯の写真が好きなので、今まで食べたおしゃれブランチを貼り付けました。全て自宅から自転車で10分圏内にあるカフェです。もちろんお気に入りのお店が数店舗あるのですが、数えきれないほど行ってみたいお店があるし、新しいお店もどんどんできるし、日曜日が足りないよー!!ってことで、平日もカフェで優雅に過ごすことがあります(笑)。一人でご飯を食べて、読書をしてゆったり過ごすもよし、友人とお話しながらワイワイと食べるもよし。いやー、なんて最高なんだ、台湾のカフェ文化!!!

今回は、休日の過ごし方を紹介しつつ、ルンルンと台湾生活を楽しんでいることを猛アピールしてみました。またブランチ写真コレクションが溜まったら、紹介させてください(笑)。
最後まで読んでいただきありがとうございます!では、また7月2日に!!!大家再見~

台湾での仕事と違和感

はっと気が付くと5月になりました。最近、台湾マンゴーにはまってしまい、なかなかの大きさのマンゴー(400g)を1日1個ペースで食べています。なんと、聞くところによると、マンゴーは食べ過ぎるとアレルギーになる可能性があるらしい!花粉症の人は、そのアレルギーが発症しやすいらしい。(全てネット情報)「明日からは、頑張った日OR頑張った日の翌日だけマンゴーを食べよう。」と先ほど決意したところです。さあ、本題に進みます!(笑)

①私のお仕事
私は、台湾で生活を始めた翌日から体操のコーチになりました。仕事として体操を教えるのは初めてのことでした。仕事を始めて4カ月が経とうとする今でも、自信を持って「子どもたちに体操を教えています!」と言えません。今私は、「体操をする子どもたちを応援しています!」。いや、確実にこちらです。中国語ができないというハンデを除いても、技術理解、指導力、それ以前に人間力…子どもたちに体操を教えるにはまだまだです。ネガティブにとらえても仕方がないので、今の自分にできることをやりましょう。

■私ができること
・とにかく毎日元気よく!子どもたちを応援する!
・少しでも進歩があったら、褒める!
・言葉で伝えられないことは、動画で選手本人に見せる!
・私自身が体調や気分の波をつくらない!

■4カ月経った今できるようになったこと
・楽しい要素を練習に取り入れる→トランポリンでの感覚練習(遊び感覚)や体力づくりメニューのバリエーションを増やす
・他コーチに簡単な中国語で練習方法や考え方を共有する
・選手達が練習に集中していないとき、厳しい口調で注意する
(↑まだまだなめられています…叩かれる・怒鳴られる・罰を与えられることに変に慣れている子どもたちにどう注意すればいいのだろうか…)

目の前の子どもたちが安全に真剣に楽しく体操をして、少しずつ技術的・精神的に進歩する手助けをしたい!!!そのために、技術理解・中国語力・伝える力の向上!わたしも子どもたちに負けないように、頑張ります。

②仕事中に感じた違和感
■コーチが選手をたたく、選手に向かって怒鳴る場面が多い…(汗)(涙)
・中国語も話せない、体操の指導経験もない私が、仕事を始めて最初に指示されたこと
=これで選手の正しくない動きを正しなさい!!脚や腕をこれで叩け!ということです…

f:id:naganu_taiwan:20200501100239j:image「膝やつま先を正しくする」「姿勢を修正する」と書いてあります。私が在籍するクラブから「コーチが叩く・怒鳴る場面を”0”にしたい」と今漠然と考えています。体操競技は、危険なスポーツなので、指導者が厳しい態度で選手に接することに関しては、納得しています。いやいやそれにしてもですね、選手を叩いて解決すること、改善することがありますか?叩かれた直後、一時的に、選手は緊張して身体が良く動き、技ができるようになったとします。次の日できなかったらまた叩くのですね?はぁ…。体操・スポーツに限らず、人間は自らの意思で行動します。子どもたちにも、彼女たち自身の意思で練習に取り組んでもらいたいです。「そのために私ができることは何だろう??」と日々考え、行動していこうと思います!!

今回は、私の気持ちを整理して記録するために、ブログを書きました。最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

台湾の生活とは?

私は台湾・高雄の南部にある屏東(Pingtung)に住んでいます。
屏東?聞いたこともないよ、どこ?と思いますよね。f:id:naganu_taiwan:20200312142356j:image
私の家は、高雄空港から公共交通機関で約1時間強、車で50分の場所にあります。台北には、新幹線で2時間半でいけるようです。私はまだ台北に行ったことがありません。


さて、本題「台湾の生活とは?」に入ります
以下3つを綴ります。①生活スケジュール②仕事③私生活

①生活スケジュールf:id:naganu_taiwan:20200319122750j:plain
あら、やたら空白の時間が多い…空白は、自転車移動・食事・入浴+自由時間です。日本での生活と比べると、移動時間は短く、食事・入浴・自由時間ははるかに長くなりました。自由時間は、ウクレレの練習・体操の練習・インスタグラム日記・ブログ・睡眠・ 中国語学習・ドラマ鑑賞・母や友人とのビデオ通話・家事に使っています。日曜日は、仕事がお休みのため、24時間全てが自由時間です。高雄・台南・ビーチに出かけたり、近所のカフェを巡ったりしています。

②仕事
私は、 小学校に併設された体操競技専用体育館で小・中学生に体操を教えています。勤務時間は、平日の午後(5時間)と土曜日の午前(3時間)で、週に28時間です。私は、台湾人女性コーチとともに小学4~6年生、9人の選手を担当しています。今の一番大きな目標は、「技術指導に怒る・叩くという行為が不要であること」をコーチ陣に伝えることです。選手たちには、安全に 真剣に体操を楽しんでほしいと思います。選手の苦しさや楽しさを忘れないためにも、週に2回は私自身も体操をするようにしています。(いえ、一番の趣味です。)選手達がジェスチャーや英語、拙い中国語を一生けん命理解しようとしてくれるおかげで、少しずつ自分の考えや練習方法が伝えられて、やりがいを感じています。台湾生活を始めてから約3カ月、最近はミーティングで簡単な内容の発言ができるようになりました。f:id:naganu_taiwan:20200402160211j:image

③私生活
■家事情
・4人でシェアハウス(家賃:10700円/月、光熱費:1500円前後/月)
・シェアメンバー=職場の台湾人コーチ&彼女の娘(6)、職場の日本人コーチ(幼馴染)
・部屋の広さ:5畳 (ミニマリストを目指しているので、ちょうどいい)
・浴槽&キッチンあり(台湾の一人暮らしでは、なかなか満たせない条件)f:id:naganu_taiwan:20200328012434j:image

■食事
・外食がとにかく安い&種類が豊富(日本の牛丼・うどん価格のご飯がたくさんある)
・わたしは気に入ると通い詰めるタイプ
=ベトナム料理屋の豚肉カレー(80元:約285円)&豆花(60元:約215円)は週2~3ペースf:id:naganu_taiwan:20200328012526j:image
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・語学学校付近は、学生向けに破格のご飯屋さんあり(肉まん10元:約37円)
・フルーツをこれでもかと食べる(グレープフルーツ 10元:約37円 パイナップル 25元:約90円)
・乳製品が高い(ヨーグルトやチーズは日本の1.5~2倍くらいの価格!)
・外食ばかりだと体によくないだろうということで、週に2~3回は自炊をする
=野菜スープ、味噌汁、野菜炒め、チャーハン等
・うすうす気づいていたが、私はとてもたくさん食べるらしい(職場の上司がご飯に連れて行ってくれる時、毎度驚かれる、そして喜んでくれる)

■気温
・1月~2月は、朝晩が12~13度で寒いと感じる日もあった(厚手の上着は不要)
・3月に入ると20度をまず下回らない、日中は30度を超える日もざら
・1月でも蚊がいる(刺されるとかゆい、かくともっとかゆい)

 中国語ができなくても問題なく生活できるくらい、台湾の人々は優しいです。困ったことは、蚊にさされまくることくらいです。コロナウイルスが終息する頃には、中国語を多少なりとも話せるようになり、台湾をご案内できると思います!ぜひ遊びに来てください!(^^)!
それではみなさん、ご自身の健康第一でお過ごしください!!!

 

 

「台湾だより」スタート!

2020年1月8日、台湾で生活を始めました、のんです。
台湾の魅力や生活の中で感じた幸せ・苦悩を発信します。
 
①自己紹介
・女(24)社会人2年目、現職:器械体操コーチ(2020/01/09~)
・日本の食品メーカーで1年間営業職、9か月間人事部門、2019年末退職
・朝から上機嫌・中国語はまったく話せない
・好きなもの:器械体操、空腹時のごちそう、自転車通勤、ウクレレ、ドラマ鑑賞、ハンバートハンバート
・家族:父は大工、ド天然かわいいストイック。
              母はmy best friend、ビデオ電話が日課。
              温泉好きの兄とバイク・写真好きの兄。
              4人とも群馬県在住。

  ②台湾生活を始めた理由  2つあります!

1.器械体操が好きだから。
兄の影響で7歳の時に器械体操をはじめて、大学4年で現役を引退。反抗期・思春期のtheもやもや期に2回ほど体操をやめたけど、数カ月たたないうちに再開したあら不思議。大学受験のために半年間、体操から離れたが、縁あって体操部のある大学へ進学。もちろん入部あら不思議。社会人になると、卒業した大学の体育館から二駅(5分)のオフィスに配属される。週に2回のペースで体操を再開、あら不思議。2019年4月には、体操のコミュニティがない兵庫県に転勤。大学の先輩の協力で、社宅からバスで20分の大学で体操を再開。転勤と同時に部署が変わり、新入社員の研修に関わった。すると新入社員に体操経験者が!!思わず声をかけ、週末に2人で体操を楽しんだ。その子の母校でも、体操をさせてもらえることになった。片道1時間半かかるが、必死に頑張る高校生とすごく古い指導法に違和感を覚え、ほぼ毎週末通った。「もっとこうしたらいいのに」「あの子を応援したい。」と熱くなった。そこで気づいてしまった。「わたしとんでもなく体操が好きかもしれない」体操に関わる仕事をしよう!と決めた。

2.働く自信がなくなったとき、台湾で働く友人に会いに行ったから。
社会人になって9カ月がたった頃、ガツンと上司に怒られた。上司からの質問に全く答えられなかったから。学生時代、優等生ではないが怒られた記憶がほぼない。怒られ慣れていないわたしはうろたえた(笑)。営業の仕組みもわからず、ただただ先輩の得意先を引き継いだ。トラブルが起こると、先輩にご指導いただき、その通りに行動する。私は、何も考えていなかった。仕事に対する情熱は、入社当時から何もなかった。考えてみれば、就職活動時からなかったのかもしれない。自分に合う就職先をじっくり選ぶのではなく、体操の試合の前に終わらせて、ラストシーズンに専念するのが目的だったから。自分のことさえ、よくわかっていなかった。たった一回「怒られた」という出来事で、食欲がなくなり、眠れなくなり、明日が来なければいいと願い、ひたすらぽろぽろ泣いた。1日会社を休んでみた。上司にも、素直に「最近わたしなんだかおかしくて…」と伝えた。その上司は、私の話を何度も時間をかけて聞いてくれて、最終的に部署を異動することに。
とかなんとか悩みまくった時期に、2泊3日で台湾旅行をした。旅行といっても、台湾で働く友人に会うだけ。友人は台湾で体操の先生をしている。体操教室を見学させてもらい、自分も体操をした。友人の職場の方々が、観光や食事、空港までの移動等すべて面倒を見てくれた。
仕事のことで悩んでて…って話をしたら、「台湾に来ちゃいなよ!」って言ってくれた。この時は「社交辞令的な冗談だよね?」と思いつつ、仕事を辞めても何とかなるかもなあと安心した。この出来事のちょうど1年後、わたしは台湾に来た(笑)