台湾だより

中国語力0で台湾移住。好きなことして生きていく。ゆるっと生活記録。

コロナ禍の生活


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大家好~8月になりました(^^)/皆さん、いかがお過ごしですか?

7月26日まで、台湾ではコロナ3級警戒が続きました。3次警戒が具体的にどんなものかというと…

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漢字で推測してみてください。「外出中はマスク着用必須・屋内5人屋外10人以上の集まり禁止・娯楽施設の営業停止・学校/塾/幼稚園の施設閉鎖…などなど」。ルールを破ると、罰金です。例えば、外出中にマスクをしない→1人3000元(約12000円)。3000元は私のひと月の家賃です。結構痛い出費です。このような仕組みで、台湾のコロナ封じは成功しているように思います。すばらしい対策を練ってくださっている方々、日々ご尽力いただいている医療従事者の方々、本当にありがとうございます。そこで今回は、コロナ渦の生活を記録します。

1.平日のスケジュール
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なんとまあ!!自由時間の多いこと。5月中旬~7月中旬の約2カ月間は、基本在宅ワークで、不要不急の外出を控えた生活をしました。

 

2.仕事

私は、台湾の小学校の体操施設で体操のコーチをさせてもらっています。体育館を使用できない、子供たちと直接会えないこの期間、ラインのグループビデオ通話機能を使って、選手たちがトレーニングや練習をするのを見て、声かけをしました。声かけ(笑)。平日大体2時間程度。パートナーコーチが毎日練習メニューを2種類作成してくれました。自主練習のメニューまで。メニューだけ作って、選手たちのことをよく見ないので、メニューがほとんどブラッシュアップされません(汗)。選手たちのモチベーションはどんどん下がる。さぼるさぼる。しまいには、グループビデオ通話のカメラ機能をオフにする選手まで。なめられたものです(笑)。そもそも私は練習したい選手が練習すればいいし、上手になりたい選手をサポートしたいという思いで、選手と関わっています。だから、さぼろうがやる気がなかろうが、「ああ、そうですか。」って感じです(笑)。もともと体操に対する執着心の弱い彼女らが、やる気みなぎって、バシバシ練習しないよなあ…。外に出られないストレス、家でのWEB授業、メリハリのない生活が強いられて…気の毒だな。そんな中、いつどんな時も真面目にきっちり練習する選手が1人だけいて、感心しました。できないことを嘆くより、できることを探そう~ということで、ビデオ通話中、家でできる基本的な動作練習を画面録画して、選手たちに逐一見てもらうことにしました。自分が思っているより、姿勢が乱れていることに選手は気づいてくれたでしょうか。「客観的に動作をみること」「自分で改善策を考えること」の大切さを少しでも考えてくれたらいいなと思いつつ。一年前の日本のアスリートもまさにこんな感じで、思うように練習をできなかったのかと思うと、ぞっとしました。思うように練習できないのは、本当につらかったでしょう。日本だけではなく、世界各国コロナ渦での生活に不安や苦痛があっただろうと思います。東京オリンピックで感動与えてくれる選手、開催に関わる全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

3.自由な時間一体何をしていたの?

読書、散歩、ウクレレ、トレーニング、YouTube・ドラマ鑑賞。まさに趣味まっしぐらな2カ月を過ごしました。狭い部屋でYouTubeを見ながら運動したり、この部屋で体操を練習するならどんな技ができるかチャレンジをしたりしました。選手の気持ちが分かるとともに、家が壊れないか不安になりました。バタバタ運動しても、ウクレレを弾きながら大声で歌っても、下の階の住人や近隣からの苦情はなく、台湾人の心の広さに大感謝です。ほんの少しだけ、自炊の機会も増えたかな。さらにほんの少しだけ中国語の教科書を開いたことも。他には、台湾のお友達に日本語の教材をつくって、発音を録音して、勉強の手助けをさせてもらいました。振り返ると、とてものんびりだけど意外と充実していました。

 

このブログを書いている現在が7/26(月)で、明日から台湾はコロナ2級警戒に規制が緩和されるので、この生活とは今日でお別れです。引き続きオリンピックにワクワクしつつ、可能な範囲で夏を楽しみましょう。では、また9月2日にお会いしましょう(^^)/再見~。