台湾だより

中国語力0で台湾移住。好きなことして生きていく。ゆるっと生活記録。

コロナのお話し


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大家好~!6月になりました。皆さんいかがお過ごしですか?5月中旬ごろ、台湾でもコロナウイルスが本格的に流行し始めてしまいました(涙)。今月で台湾に来てから1年5カ月が経ちます。これまでは、コロナ感染者が国内で1人出るとニュースになって、その人の感染経路と3日前からの行動履歴が公開されるくらいでした。しかも、感染者はほとんどが海外での滞在履歴があり、国内感染はほぼ0という状況でした。しかし、ついに5月初旬、台湾北部で国内感染が確認され、1日100人、200人、300人と感染者が増えるようになりました。それから1週間ほどで、南部でもちらほら感染者が出るように…。ここですごいのが台湾のコロナ対策です。この対策によって、5月中旬から生活がガラッと変わったので、その変化を記録します。

【私の身の回りの変化】
5/17:語学学校の授業がWEB上で行われる

5/18:昼頃5/19より幼稚園・小学校・中学校・高校の授業停止を政府が決定

5/19-:学生の生活がガラリと変わる。WEB上の授業。選手たちは体操の練習も自宅で。  ラインのグループビデオ通話を活用して、家の中でできるトレーニングを実施。

5/24-:県内のレストラン全店で店内での飲食が禁止される。テイクアウトやUberEatsは利用可能。

 私の生活の変化は、ざっくりいうと、リモート勤務になったくらいでしょうか。リモートと言っても、一般的な会社員の方とは少し違います。私はこれまで通り、小学校の体育館に出勤しています。ただ、選手は体育館に来て練習することができないので、在宅で練習しています。選手たちが自宅でできる運動は限られているため、1日の練習は4時間半から2時間に短縮。今のところ台湾では、学生は学校に行ってはいけませんが、大人はお仕事ができます。

【平日の過ごし方】
午前中:朝体育館で運動。(職場が体育館ということに感謝!!)
お料理上手なお友達のお宅でご飯を食べる。中国語の勉強。日本語を教えたり、雑談したり。
午後:出勤。選手不在。体育館の消毒や掃除。審判の勉強。日本語の教材作成。15:30から選手たちとラインビデオ通話。終わり次第、運動するor帰宅。

公共交通機関や密を避けなければいけないので、週末は少し退屈です。でも、時間があるなら運動すればいいし、とても運がいいことに私にはお料理上手なお友達がいるのです。中国語を勉強したい私、日本語を勉強したいお友達、一緒におしゃべりするだけで楽しいし、美味しいごはんも出してくれます。どこまで甘えるのでしょうか。ありがたいとしか言いようがありません。

台湾でコロナが流行りだす前に、私はお仕事の休みを申請していました。いい機会なので、何も予定のないステイホームな休日を過ごしてみました。すると、全く予定しなかった家族親戚グループ通話が始まりました(笑)。久しぶりに母・叔母・兄・いとこの顔を見ながら、ゆったり話ができました。私は2020年1月に台湾に来たので、コロナの影響で一度も帰国していません。去年は日本国内も外出の自由度が低かったということで、お正月やお盆も親戚が集まれなかったことでしょう。母と叔母は、「こんなに便利な時代になったのね~。」と感心。ステイホーム退屈だなと思っていたけど、結果なかなかありがたい時間になりました。

さてさて、ここからは台湾のコロナ対策が本当にすごいという話を。
・コロナ発症者の発症日三日前からの行動履歴を公開
・禁止行動による罰金(外出中のマスク未着用など)、禁止行動件数の公開
・全国学校施設閉鎖
・イベント、大会の中止
・各施設(勤務先・スーパー・郵便局・コンビニ)にQRコードを設置。
 →コードを読み取って、SMSを送るだけで、自分の行動履歴が政府に管理される。
すべての対策が迅速。ここまでするのか~と感心します。さらにしっかりルールを守る台湾人の国民性もすごい。外出すると、以前の人混みの1/20以下に感じます。皆さん、しっかりステイホームをしているのでしょう。この生活を続ければ、元の生活が戻るのもそう遠くはなさそうです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また7月2日にお会いしましょう。大家再見(^^)/